リフィットの大切さ

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    新たな目標に向けて少しずつ距離を走るトレーニングを再開しています。

    目標とするレースやサイクリングイベントの距離や完走時間にあわせて、その時間をゆっくりでも自転車に乗っているトレーニングです。

    短時間でできるトレーニングメニューもありますが、自分はゆっくりと自転車に身体をなじませ、硬くなった筋肉をほぐし、気持ちの良いスピードで長い時間自転車に乗るトレーニングを重要視しています。

    日常生活では、座ったままや立ったままの姿勢を長く続けることが多くあります。そうした姿勢を長く続けると、骨盤のなかの筋肉などが硬化して骨盤が後傾になり、そのことで肩甲骨まわりがまるくなる、いわゆる「猫背」の姿勢になりやすいです。

    そのような状態で自転車に乗ると骨盤の角度が適切にならないために、太ももの前側の筋肉を多用するようになるので、すぐに脚が一杯の状態になります。これを防ぐためには、正しくフィッティングされた自転車にゆっくりと長い時間をかけて乗り続け、硬化した筋肉をほぐし、骨盤の角度を適切にすることができれば、より大きな筋肉群で高出力をだせるお尻の筋肉や太ももの裏側にあたるハムストリングスを使うことができるようになります。そうすれば「楽に、楽しく、できれば速く」自転車を進ませることができます。

    もし自転車に乗った感じが悪いときがあれば、このような方法で長くゆっくりと乗ってみることをお勧めします。速度は、時速10キロでも20キロでも大丈夫です。ただしスポーツバイクはある程度の速度が出ていないと自転車自体が安定しません。ふらつくような超低速はダメですよ(笑)。

    そうすれば、きっと、自転車を降りたときに、姿勢がよくなりスッと背筋を伸ばして立っている感じがわかることでしょう。

    実は、ここ最近、自分自身、自転車を降りてからスッと立てる感じがなくなってきたことから、自分で自転車をリフィットしました。走りながら筋肉の動きを集中。あれこれいじってみましたが、最終的にはサドル1.5ミリ上げ、水平面を0.5度下げ、ハンドルを2.5ミリ下げることでいい感じになりました。ワットと速度でも確認。そして、自転車を降りたときに背筋が伸びている感じを実感!身体が気持ちいい!

    リフィット

    もうすぐ桜の季節ですね。お花見サイクリングできる日も近いことでしょう。
    気持ちよく自転車を走らせるためにもフィッティング、リフィットは大事だなぁ、と、身を以て思う今日この頃でした。
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    K-FITTINGでは、通常のフィッティングより割安なリフィット料金を設定しています。ちょっと様子が変わってきたなぁ、なんて感じたら、是非、リフィット受けてくださいね!
    ★K-FITTINGリフィット★

    意思の力

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      3月になりました。松山は雪もちらついたりしてまた寒くなりました。春はどこって感じです。
       
      先月、瀬戸内海を挟んだ近県からフィッティングを受けにお越し頂いた女性サイクリストがいます。以前、フィッティングを受けて頂いた方からのご紹介です。
       
      その女性サイクルストはスポーツの怪我で膝に障害を持たれており、なんと半月板がない状態でアクティブな自転車の活動をされています。
       
      それも半端ないもので、冬の強風のなか、勾配のある150キロの道路を単独で走破される方です。しかし、そうはいってもやはり膝の痛みはあるそうで、それを何とかしたいとの思いからフィッティングを受けてくださいました。
       
      自分も現役時代には多くの怪我を経験しています。多少の怪我でレースを休むわけもいかず、その状態でもベストな身体の使い方を探り、それをレースのなかで実践してきました。そのなかには膝の痛みも含まれ、それを克服したときのことも思い出しながらのフィッティングです。
       
      まず自転車を見てその部品構成にびっくりしました。よく考えて身体に負担の少ない部品を選んでいるなという印象です。それも人に勧められたのではなく、自分でいろいろ調べたのだそうです。サドル、ハンドル、ペダルの位置関係も自分で考えながら動かしたとか、凄いです!
       
      最初にフォームを見た印象はコンパクトに乗っているなでした。そのためにステムを長く、角度のあるものに交換、少し大きなフォームで乗ってもらうことにしました。そして、膝にもっとも影響があるクリート位置を最適なものに、これに一番神経を使います。真後ろ、横から脚の動きを観察、何度も調整、見つかりました!サドル上下、前後、これもミリ単位で動かしていきます。最後はハンドルの高さと角度の調整です。これで重心移動がスムーズにいく位置関係を見つけます。これを見つけるためには勾配が必要です。脚だけの力に頼らず、自体重も利用しながら極力膝に負担のかけないフォームの完成です。
       
      先日、ある番組で脳性まひ(生まれたときに十分に肺が膨らまず脳が酸素不足になり一部が壊死)のパラリンピック女子水泳選手のドキュメンタリーを見ました。脳に障害があるために普段の生活では左半身が不自由。しかし、ひとたび水に入ると自由に身体を動かせることを科学的に解析するというものでした。それを克服したのは彼女の強い意志「パラリンピックに出たい」だったそうです。それにより脳の再編成が起こり、欠如した部分を他の部分が補うようになったそうです。
       
      この方にもその水泳選手にも似た強い意志を感じました。普通だったらそんなに長く自転車に乗れないような膝の障害を持ちながらそれを克服している。
       
      人の身体は不思議です。酷い怪我で「もう競輪選手はあきらめたほうがよい」と医師に言われた選手が、またレースに復帰している姿を何人も見ています。それに共通するものが強い意志です。
       
      そんな方たちを応援できる喜びを頂けた時間になりました。そして自分も頑張らないとも思いました。
       
      ところで何を頑張るか?それはこれから考えたいと思います(笑)


      新たなルーティーン

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        暖かい日があれば寒い日もあり、春らしいうららかな感じになかなかなりません。どちらかといえば寒い日が続いています。
         
        その上、インフルエンザや花粉症の季節になり、体調が安定しない方も多いのでは。
         
        実は自分も20歳を越えるころから花粉症を発症。今現在もこの季節は1年で一番気が重い季節になっています。
         
        最近は花粉症に効く副作用の少ない薬も開発され、幾分症状がやわらいだ感じもしています。
         
        花粉症を発症して最初のころは風邪を引いたような感じになるのですが、暫らく経つと、身体がその状態に慣れるというか、それがいつもの身体の状態と頭が認識してくれるのか楽になってくる感じがします。花粉の量はどんどん増えてくるのに、面白いものです。
         
        その昔、「習慣」について教えて頂いたことがあります。
         
        通常の生活のなかに、新たなルーティーン(勉強や読書、スポーツなど)を付け加えようとすると、目標をしっかり見据えてないと続きません。少し油断すると元のルーティーンに戻ろうとします。しかし、これが何週か続けば、それは「習慣」になり、普段生活のなかの新たなルーティーンになります。そうなればしめたものです。それをしないとなにか物足りない感じもして、これらのことを上手く活用できれば、新たなことも継続できるようになり、その効果を肌で感じることができます。
         
        スポーツでも、始めたときは、何かしんどいなと思っていても、それが「習慣」になれば、当たり前のようにそれをこなしていきます。
         
        それは「サイクリング」でも「レース」でも同じです。
         
        以前、「ツール・ド・フランス」に出場する選手のトレーニングメニューを見せてもらったことがあります。その第一印象は「ありえん。こんな高強度なトレーニングを継続できるのか?」でした。しかし、それを見せてくれたコーチは「このメニューを最初からこなせる選手はいない。何年も継続してトレーニングすることが大事」と言っていました。
         
        最初は継続できるかなと思ったことも、続けることで、それが「習慣」になり、日常生活の当たり前になれば、このような大きな目標も達成できるのかと思います。
         
        日々の生活のなかに新たなルーティーンを。それが「自転車のこと」であればとても嬉しいです。



         

        休養の大切さ

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          何年か前のこと。高校生の姪がボート競技でジュニア世界選手権代表に選ばれることを目指していた4月、あることで相談を受けました。
           
          それは、酷い腰痛でトレーニングの強度が上げれないというものでした。
          6月の世界戦権代表選考会を目指してトレーニングするも、少しトレーニング強度を上げると腰が痛くなり休む、そのことを繰り返すというものです。
           
          高校の授業が終わるのを待ち、自分が現役時代に怪我をしたときにお世話になっていた整形外科の先生を一緒に尋ねました。
           
          MRI検査をしてあとに彼女と一緒に診察室に招かれ、以前に疲労骨折していた腰椎の一部が炎症を起こしているという診断が下りました。「よくもまぁこんな状態で我慢強いねぇ」の先生の一言。
           
          菊池さんが現役選手だったらどうしますか?と尋ねられ、少し迷いながら「完全に休んで痛みがとれたら自分の身体を信じて短期間で仕上げます」と答えました。
           
          これには訳があります。怪我をしたとき、無理して動かしたために長らく痛みが引かず、その痛みのためにトレーニングの強度が上げられず、調子がどんどん落ち、そのことで精神的にも辛い思いをした経験があるからです。
           
          先生はこう答えました。「僕もそう思います」「一か月休んで(患部に負担をかけない運動はOK)、半月で身体をならし、残り一か月で仕上げよう」きっぱりとした答えに彼女の表情も明るくなりました。
           
          そして6月。代表選考会を2位で終わり、ジュニア世界選手権代表(イタリア)の座を射止めました。
           
          後に話を聞くと、休んでいるときは痛みが日に日に引いていくのと同時に自分の身体が弱くなっていく感じがして不安だったと。しかしトレーニングを再開すると思ったより身体が動いたとも。しかし精神的に追い込まれてとても大変だったと言っていました。
           
          苦しいトレーニングをして仕上げた身体を休ますのには凄く勇気がいります。しかし怪我のときだけではなくトレーニングの強度を上げれば上げるほど休養は必要になります。
           
          事実、今になって感じたことは、現役時代にもっと休む勇気があれば、ひょっとしてもっと成績が上がったのではないか。気づくのが遅いです(笑)
           
          そうはいっても負ける(収入が落ちる)のが怖くて休めなかったのが本音です。
          人には休めと言っているのに(笑)
           
          苦しいトレーニングをするからこそ結果が伴わないとストレスが溜ります。目指すべき目標に最短の道で進むために。休養も大切なことだと思います。


          改善提案

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            ウエイトトレーニングの話です。
             
            今から30年ほど前は、まだボディビルダー的なウエイトトレーニングが主流を占めていました。
             
            ベンチプレスが何キロ上がったとか、スクワットが何キロ上がったとかです。扱える重量が重い=高い競技力的な考え方です。
             
            事実、自分もウエイトトレーニングを行うときは、この扱う重量が上がることが自転車においても競技力向上になると信じていました。
             
            体重も増え、筋力も増し、そのことで成績が上がったことも事実です。
             
            しかし時代が変わり、様々なトレーニング方法が試される今現在は、その競技に必要な筋肉をどう付けるのかという方向に変わってきたように感じます。
             
            余分な筋肉は自転車を速く進ますためのオモリになるという考え方です。そのことでウエイトトレーニングの方法も変わってきました。その競技に必要な動きのなかで、使える筋肉を強化するというものです。
             
            またパワーマックスやワットバイク、自転車に取り付けたパワーメーターでも最高出力を上げるというよりも、その競技に必要な部分の強化を図るトレーニングが多くなってきました。その決果、最高出力も上がってきています。
             
            車に例えると、最高スピードは速いけど、渋滞や街乗り、はたまた高速道路などでもアクセルを開けたり緩めたりが続く区間などは動きが悪いという感じのものでしょうか。
             
            レースは、レーススピードの変化や勾配で脚を削られます。サイクリングなどでも一定ペースだと楽に感じますが、ペースを作る人がスピードの上げ下げを繰り返せば、なにか走りづらさを感じるのではないでしょうか。
             
            そのようなことを考えながら自転車のウエイトトレーニングについて考えていくと、ある結論が出てきます。
             
            自転車の最大の抵抗は風圧です。パワーメーターなどを使えば、そのことは一目瞭然です。頭を何センチか下げるだけでも10%近くパワーをセーブできます。
             
            限られた空間のなかで、制限されたフォーム(エアロダイナミクスに優れた)で出力を出そうとすれば、自転車に特化したウエイトトレーニングが必要になります。そのことについては研究も進んできています。
             
            そして、先日、女子プロ選手のウエイトトレーニングを指導してきました。彼女に足りないものは何かを観察(レース映像やトレーニングでの走り)、そのなかで一番必要な種目を3種類提案しました。どの種目も筋肉の連動性が必要なものです。
             
            そのフォームを見せるために、久しぶりに自分もウエイトトレーニングを行いました。そして後日、自転車に乗ったときにその効果を実感しました。
             
            トレーニングをしなくなると感覚的な閃きが少なくなる感じがします。「理論と実践」年齢に負けることなくトレーニングを継続しなければなと思ったできごとでした。



             

            シクロクロス:ギリギリの攻防

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              2016シクロクロス世界選手権を録画観戦しました。

              U23女子では残念なできごとがあり今後の展開が注目されます。
              そして男子エリート、目まぐるしい展開から最終周回に2名の選手が抜け出しました。
              オランダのファンデルファール、そしてこの世界選手権開催地でもある地元ベルギ―のファンアールト。

              シクロクロスギリギリの戦いが続き、手に汗にぎる攻防のなか、ある瞬間に注目しました。

              この写真の直前まで先行していたファンアールト(ベルギー)をファンデルファール(オランダ)が逆転、そしてこの担ぎ区間。

              本来なら動揺しているか焦っているはずのファンアールト(ベルギー)が左手を使い、この後、乗り出したときの加速を考えてペダル位置を修正している写真。


              「なんて冷静な」と思ってしまいました。

              シクロクロスこの後、担ぎながらファンアールト(ベルギー)がファンデルファール(オランダ)を逆転、そして乗り出したとき、ファンデルファール(オランダ)が痛恨のシフトミス。
              これで勝負がつきました。
              シクロクロス

              シクロクロス21歳のファンアールト(ベルギ―)がエリート世界選手権初優勝!


              おそらくレースのなかでお互いにミスしたところはあると思います。
              しかし、ミスが許されないこの場面に冷静でいられるかが勝負を決めたのだと思います。
              踏み出すときのペダル位置は重要です。
              体重と脚の力、両方を利用できるからです。
              静止状態からのスタートもそうですし、ある程度スピードから加速する場合も大事です。

              自 分もレースのときにダッシュのよい選手の後ろにつくときはペダルの回転をあわす努力をしていました。相手の利き足と自分の利き足が同じ位置にくるようにで す。しかしながら、もまれたレース展開ではそういうこともできません。そのときは本能でなんとかしました。よく離されたりもしていましたが(笑)

              ギリギリの攻防のなかでみた冷静な行為。普段からこのようなトレーニングもしているのでしょうね。
              レースの面白さを感じた一瞬のできごとでした。

              息子と語らう

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                伊豆大島で開催されたアジア選手権のことで息子と話をしました。

                菊池誠晃 彼は、フランスでアマチュア時代を過ごし、日本のチームで「ツール・ド・フランス」に出場することを目指す一員としてプロデビューを飾りました。活動資金が潤沢でなく、フランスの借家に様々な国の選手と共同生活しながら国を跨いでレースに出場していました。ユーロ圏はもとより、南アフリカ、モロッコ、メキシコ、東南アジアの国々などに遠征し、そのなかでプロのレースを経験してきました。仕事ができるかできないかで判断されるプロのレースは厳しく、仕事ができても結果がでないときは契約打ち切りも考えられたそうです。そうした極限状態で連携する選手たちとは、普段の生活、トレーニングからレースを想定した連係プレーを話し合っていたと言います。しかし、それでも上手くいくことの方が少なく、そのことでイザコザがあったと聞きます。ただし、そこはプロ意識の高い選手たち、レースとなればそんなことも関係なしに勝利を目指していたそうです。勝てなければチームに次の年はなかったからでしょう。


                自分も「お金を頂くプロのレースは結果がすべて」と、選手時代に先輩選手に言われたことがあります。

                強い選手ほど負けることを怖がり他人以上にトレーニングします。
                「人の本性は、言葉でなく、行動できまるものだ by バットマン・ビギンズ」と思うけど、
                結果を恐れてレースで動けなかったことが何度もあります。

                「思うように動けなかったことを悩むよりもトレーニングしなさい!
                この悔しさを忘れないうちに」

                これも先輩に言われたことです。
                先人の言葉は本質をついています。

                ギリギリの戦い、ハイスピードでの戦いは一瞬の躊躇が命取りになり、リカバリーできません。そのためにハードなトレーニングを続け、そのチャンスを逃さないようにします。

                ただし、いつも上手くいくわけではありません。ライバルたちも同じように考えているのですから。

                結果がすべてのレースの世界。あーじゃないこーじゃないというよりも世界一のトレーニングをして、世界一になってもらいたい!そして東京オリンピックでは表彰台で日の丸を見たい。

                スポーツは人に感動を与えます。
                多くの人を元気にできるスポーツ。
                これからも心躍るレースを楽しみにしています。

                ソフト面の充実

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                  パワーメーターパワーメーターを開発しているメーカーの講習会に行ってきました。ナショナルコーチのパワーデータ講習会などは経験してきましたが、機械そのものを開発しているメーカーの講習会は初めてです。

                  データを可視化して今後のトレーニングに活かすという意味では必要になる機材かもしれません。

                  ただ、データだけでは、ただの数字の羅列になります。それをどう活かすのか、またそのデータと身体の使い方との整合性を高めるためにも、自分の身体がフィットする自転車に乗っているかどうか。そこが凄く大事になってきます。事実、メーカーの方も、まずはフィッティングができていることを第一にあげていました。

                  人が筋肉を動かして自転車を進ませるために無限のエネルギーはありません。身体のなかのものを使いながら限りあるエネルギーを効率よく使うことで、楽に、速く、そして長い距離を走ることができます。どうしたらそれができるようになるのか?その一つのアイテムとしてのパワーメーター活用はありではないかと思います。

                  ただし、データを可視化することで、様々なことをより理解しやすいという一面もありながら、そのデータをどう活かすのかという課題も生まれてきます。これが非常に難しい。ローラー上でのトレーニングでは、一定の条件下で測定することができます。しかし、勾配のある道路や、風の影響、とくに横風など、またはレースでのデータは解析が非常に難しい。そこには感情など機械ではない人間的な要素も含まれるからです。

                  ペダリングモニターシステム

                  最近では、FTPなど競技力向上のために必要なことの数値を上げるためのトレーニングもポピュラーになってきました。これは、短中長距離どの種目でも必要なことです。ピラミッドに例えると土台の長辺が長くすることで、大きな土台となり、パワーの頂点も高くなる。パワーデータの基本ともいえる数値です。

                  ペダリングモニターシステム 自転車そのものや用品等のハードが充実してきている今日この頃。それらを利用する技術、いわゆるソフト面の充実が急務とされている気がします。

                  自分の頭も追いつかないといけないな…と思う日になりました。勉強するぞ!おー!
                   

                  観察力

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                    寒くなってきました。冬本番の到来です。

                    そんななか、瀬戸内海を渡り、本州より初のお客様にお越しいただきました。
                    長距離サイクリングイベントのブルべ(200キロ)やフルマラソンにも参加されているアクティブな女性サイクリストです。

                    今年はロードレースにも挑戦してみたい、そのまえにフィッティングを受けてみたいとのことでした。

                    まずはフォームを確認。自転車を始めて3年。購入した自転車のハンドル幅を狭いものに変えただけとのことでした。それにしても綺麗にまとまっています。

                    強くて速いと思う人をよく観察して、なぜどうして速いのだろうと思いながら自分自身のフォームとぺダリングを試行錯誤してきたそうです。

                    凄い!

                    自分もよくレース会場に行ったときは、強い選手の後ろについたりして、どんなぺダリングをしているのか?どんな身体の使い方をしているのか?よーく観察していました。強い選手には強い理由があります。それを自分のものにできるか。それをどうしたら再現できるか?そんなことに明け暮れていました。ただ…国際競輪で前を走ってくれたワールドクラスの外国人選手は次元が違いすぎて理解不能でしたが…(笑)。

                    そして、走りながらこの方のぺダリングを観察。左右差と脚の力だけでペダルを踏んでいることが気になりました。クリートを調整しながら身体の使い方を指導。そしてサドルの上下と前後を何度も調整しながらバランスをとります。

                    勾配の変化を重心位置を移動することで上手くいなせる位置関係も見つけることができました。完成です!

                    元々が完成形に近いフィッティングでした。聞けば、まわりにトレーニングなどのお世話をしてくれる方たちがいるとか。素晴らしい環境です。

                    K-FITTINGそして、実は、この方、とても強い…。

                    そんな、走力がありながら「自分に自信がない」と。

                    おそらく高い目標があるからこその言葉だと思います。

                    最後に「レースに出てみることにチャレンジしてみる!」とも言って頂きました。

                    チャレンジ!大好きな言葉です。

                    これからの活躍を楽しみにしながら、自分自身もチャレンジしていこうと思った日になりました。

                    サクラサク

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                      今日、プロになるための第一歩、日本競輪学校2次試験の合格発表がありました。

                      男女の試験には、1キロTTと200メートルフライングラップで競技能力をテストする技能試験。そして台上試験機で身体能力を測定、自転車競技の経験がなくても受験できる適性試験があり、その上位合格者が2次試験にのぞみ、学科、面接、身体検査などをクリアした男子70名、女子21名の選手が合格しました。

                      この2次試験には愛媛から男女あわせて5名がのぞみ、全員が合格。そのなかにはロードプロを目指してフランスで活動していた選手も含まれていました。

                      合格者は4月より静岡伊豆にある日本競輪学校に入学し、全寮制で1年間の厳しい訓練に明け暮れることになります。

                      朝6時の点呼、体操、ランニングからスタート。学科、実技訓練などを経て、就寝時間の22時まで分刻みの行動が要求されます。食事時間や入浴時間、洗濯などの時間を加えると目がまわる忙しさです。

                      事実、自分も入学してからの方が苦しい思いをしました。常に時計を見て行動しなければならず、授業の5分前には集合していないといけません。このことは、後に、レース召集時間厳守など、プロになってから必要とされる訓練だとわかりました。

                      富士山の麓にあるこの施設には、自転車競技に必要とされる様々な施設が併設され、タイガーマスクの「虎の穴タイガーマスク > 虎の穴(wiki)参照)」のような感じです(笑)。

                      1年間訓練を受けた後には「資格検定試験」があり、自転車競技法、プロとしての脚力が備わっているか試される卒業試験があります。

                      これに合格して晴れて「競輪選手」としてデビューできるのです。厳しいです…今考えるとよくやったなーと思います。

                      デビューしても、何年もプロとして生計をたてている先輩選手のなかで勝たなければ最短1年半で辞めなければなりません。逆に年齢を重ねていても生き残っている選手は、この生存競争を勝ち抜いているのです。大変な世界です。ただし、上位レースで勝てるようになれば多くの賞金を稼ぐことができます。完全能力給です(笑)。

                      技能試験に使用できる自転車は、競輪で使われるものと同じで、フレームはクロモリ製(女子はカーボン製)、車輪はスポークホイールが使われます。
                      トラック競技で使われるカーボン製のフレーム、ディスクホイール、バトンホイール、DHバーを使える最新のバイクに比べれば、1キロあたり2秒ほどタイムが遅くなり、そうしたなかでタイムをだそうとすれば、おのずと実力というか底力が必要になります。

                      最新の競技用自転車でタイムが出ていても、競輪用の自転車ではタイムが出ないとなることが多々あります。競輪選手の世界では、現役競輪選手の師匠が弟子を育て、この競輪学校の試験に合格するまで、トレーニングや基本的な生活態度などの面倒を見る師弟関係の制度があります。実力のあるプロ選手と一緒にトレーニングすることで、底力が必要になる競輪用の自転車を乗りこなせるようになります。こうして、競輪学校の試験に臨むのです。

                      競輪同地区の選手が増えることで、競輪の基本となるラインの厚みができるようになり、より、勝てる確率が高くなります。

                      そういった意味で、同地区から選手が多く出ることは、地元のファン層にも厚みができることにつながり、競輪全体を盛り上げていくためには、大切なことなのです。


                      今日、合格した選手のたまごたちが、この厳しい訓練に耐え無事に卒業することができれば、来年7月にはデビュー戦。どんな活躍をしてくれるのか、楽しみです。みんな、頑張れ!
                      競輪


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