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    • 2018.12.01 Saturday
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    第28回ツール・ド・おきなわ2016(1)

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      先日11月13日に開催された【第28回「ツール・ド・おきなわ2016」大会】市民レース50km オーバー50を走ってきました。

      ホビーレーサーの甲子園といわれるこの大会は UCI 210キロのレースを頂点に、140キロ、100キロ、50キロ、10キロの距離別レースの他、年代別のカテゴリーもあり、また沖縄一周サイクリングなど、自転車乗りにとって魅力的なイベントです。

      レースでは本部半島を含む沖縄北部地域の公道を交通規制して開催され、日本でも数少ない公道を使ったロードレースとなっています。

      2011年末に競輪選手を引退、しばらく自転車から離れた生活を送っていましたが、20歳から30年間プロスポーツを仕事としていた身体、普段何もしないことに体調がすぐれませんでした。そこで思いついたのがサイクリング!これが楽しい!自転車に乗ることがストレスにもなっていた現役時代とは違い、健康維持のために乗る自転車はとても楽しいものでした。

      それから「台湾一周サイクリング」なども経て、2012年、このツール・ド・おきなわに初挑戦したのです。このときは5位。しかしレースはとても苦しく、ゴール前直線でのスプリントでは脚が一杯一杯でスピードに乗れませんでした。

      その後、2013年には4位。2014年もエントリーしていたのですが、レース2か月前に腸閉塞で入院手術、この年はレースを走ることを断念しました。

      2015年は晩夏にスタートしたロードバイクスクール「K-FITTING」が忙しくなり、この年も走ることを断念。

      そして2016年夏、愛媛今治しまなみ海道を視察に訪れた名護市の方々とのご縁があり、再度ツール・ド・おきなわを走ることを決めました。

      そうはいっても2013年ツール・ド・おきなわを最後に集団での高速走行は経験しておらず、様々な心配が頭をよぎっていました。

      そして機材を買い替えることも検討、しかし現役選手時代からトレーニングに使用していたバイク 2011年モデルのクオーターに、コンポはデュラエース電動10速、ホイールはフルクライムレーシング1、タイヤはコンチネンタルグランプリ4000で走ることに決めました。この選択は自分の機材に対するこだわりがあったからです。最新のレーシングバイクは値段が高いということもありますが・・・(笑)

      トレーニングも50キロのレースのことだけを考えて、最長2時間のトレーニングメニューを週に3回集中して行いました。これはレース1か月前から、あとはそれなりに自転車に乗っていただけです(笑)

      ただしお酒は3か月前から禁酒。1か月前からは食事にも気を使うようになりました。肉は少な目に、野菜は多く、炭水化物は運動した分だけ、腹は7分目を目安にしました。

      当初はレース前日入りを予定していましたが、スケジュールを調整し、レース3日前の木曜日に沖縄に移動、ただ直前に仕事や所用を詰め込んだせいか、なにか疲れた感じでの沖縄入りとなりました。

      ホテルに到着後、すぐに自転車の梱包を解いて、組み立て調整、変速などの不具合がないかチェック。タイヤの空気圧を高めに設定してスローパンクがないかを翌日に確認することにしました。まあまあこれでひと安心です。
      ツール・ド・おきなわ

      レースがある日曜日までの天気予報はおおむね晴れ、ただこの日は風が強く、翌日の試走トレーニングの際に風向きなど気を付けることにしました。

      翌日今曜日、前日の移動疲れと身体のこわばりをほぐすためにホテルからレースコースまで自走。走り始めはとくにゆっくり走ることを心がけました。そしてもう一つの目的も、空気圧を上げることを試してみたのです。

      レースは名護市役所前がスタート・ゴール地点になり、そこから本部半島を一周するコース。海岸線を走るために、細かなアップダウンが連続する場所もあり、要所では1キロほどの坂、しかし全体的には平坦基調のコースとなっています。

      名護市のはずれ、恩納村にも近いホテルを出発すると強風向い風、あーあと思いながら走っていると、思ったより速度が上がってきます。強くなったのか?そう思いながらワット計を見ていると、あることに気がつきました。道路が軽い!路面の抵抗が少ないのです。そして風も軽い!変な表現かもしれませんが、全国の競輪場を走っているときにも同じことを感じたことがあります。風の密度が薄い感じなのです。
      ツール・ド・おきなわ

      スタート地点にある名護市役所前を過ぎて左折、本部半島を時計まわりに一周するコースに入ります。緩やかなアップダウンがある片道2車線の広い道路を美ら海水族館方面にひた走ります。あいかわらず強い向かい風。時速35キロほどを維持しながら、要所ではレーススピードまで上げていきます。けっこうきつい!

      そして美ら海水族館前の坂道、以前はここで千切れそうになり、頂上付近ではインナーに落としながらクリアしたところもアウターで上れることに自分自身驚きました。まあしかしトレーニングとレースはまったく別物、安心はできません。

      下りきると細かなアップダウンのあるところに差し掛かります。このあたりから風向きが変わりました。追い風ぎみの横風です。

      まあまあのスピードを維持しながら最後の難所、短いけど急傾斜の坂、そこを過ぎると緩やかな長い坂、少し下りまた緩やかな上り、ここも以前のレースでは千切れそうになった区間です。ここも難なくクリア。これはひょっとしてけっこうやれるかもと思った瞬間です。

      その後、長めの下りを走っているとき、スピードが乗らない?実際メータでもそれを確認しました。これは体重のせいかも?以前に比べて3キロあまり軽くなった影響かもしれません。

      名護市まであと10キロ地点の海岸線、入り江に沿っての道路のためか、風向きがコロコロ変わります。

      ゴールまで残り6キロ地点にある丘、ここもクリアすれば残り5キロ、下り基調の追い風、スピードに乗っていきます。

      そして残り1キロ、ここも風向きをチェックしながら走り、レースゴールのイメージで試走トレーニングを終えました。
      ツール・ド・おきなわ

      翌日土曜日、午前中レースコースを使い軽めのトレーニング。午後から受け付けを済まし、ゼッケン等を受け取り、自転車、ジャージに取り付けます。段々気持ちが盛り上がってきました。この感覚は現役選手時代と同じ感じです。さあ明日はレース、どうなるかドキドキです。

      続く

      【大会公式Webサイト:ツール・ド・おきなわ - 熱帯の花となれ風となれ -


      本番で実力を出すために

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        今年も年に一回の競輪学校入学試験の季節がやってきました。

        この時期になると自分が関わった選手の試験成績が気になります。

        自分が受験した当時は、受験資格がある年代の人口が多く、15倍ほどの倍率がありました。

        今でも男子は5倍ほどの倍率があると聞きます。

        技能1次試験ではトラック2種目の計測があります。フライング200奪織ぅ爛肇薀ぅ▲襦■吋ロ奪織ぅ爛肇薀ぅ▲襪任后そのタイム上位から合格します。

        その後、2次試験では、学科試験や面接、身体検査などを経て、最終的に全国で70名程度の合格者が誕生します。

        1年間頑張ってきた成果を、たった12秒前後のフライング200、そして1分10秒前後で終わる1キロTTで出さなければいけません。

        トレーニングや他のレースでいくら良いタイムを出しても、この試験のときに出さなくては元も子もありません。

        試験では自分の思うようなウォ―ミングアップもできないことが多く、その上、この人生を賭けた試験に、実力を出せない選手も多くいます。

        自分の場合は、試験で起こり得ることを予想し、少ないアップで身体を仕上げる術や、フライングや機材故障で発走時間が伸びることなど、あらゆることをトレーニングで再現していました。そのことは、後に、選手を指導するときに凄く役に立っています。

        大切なのは、本番で、実力を出すこと、出せるようになること。

        そのためには、練習のための練習ではなく、本番を想定した練習を日々続けること。
        それしかありません。
        振り返ったときに何も残っていないような練習は、練習ではありません。

        先日、久しぶりに現役競輪選手たちとトレーニングしました。
        何気な動作の一つ一つにプロ選手なんだなぁと感心するすることが多く、この世界で自分も走ってたんだろうかと感慨にふける一日になりました。
        宇根秀俊


        最適なフィッティング

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          この最近、以前フィッティングを受けて頂いた方の2台目のロードバイクや、トライアスリートの方のTTバイクのフィッティングを施すことが多くなってきました。

          そのなかで、とくに印象に残ることがあります。

          以前フィッティングしたロードバイクは身体がはまるところにはまる、何かしっくりとくるものがあったのにこの2台目のロードバイクは…、このTTバイクは…「・・なんだか、、ちょっと・・」という所有者の方の感想です。そうしたバイクに乗っていると、身体が落ち着かず、何かしらストレスを抱えて乗っている感が強くて楽しめない、という言葉でも表現されています。そして、競技以外ではあまり使わないTTバイクも、レースにそれを使うと思うだけで気分が乗らなくなるとお話しされる方も。

          こうした状態で乗車を続けると、身体が上手く使えないので身体のどこかに負担がかかり、攣る、痛むなどの症状が出てきます。

          事実、自分の現役時代にも、そうしたことを経験しています。

          エースフレームと呼ばれる、身体の一部にでもなったかのように走るフレームを使う自転車は、トレーニングでの調子が悪かろうと、それに乗ればレースでは何とかなる!というような気持ちにさせてくれました。しかし、そのフレームが落車などで壊れ、予備のフレームでレースを走らなければいけないときなどに、何かしっくりとこないものがあれば、それがストレスを抱える原因になっていました。そのときも身体が上手く使い切れていない、何か不完全燃焼のようなくすぶった感覚を覚えています。

          そういったことが長く続けば、自転車に乗ることが楽しくなくなってきます。
          せっかく楽しんでいた自転車から離れる原因にもなりかねません。

          最適なフィッティングができている自転車に乗れば、気持ちよく身体を使え「楽に、楽しく、速く」走ることができます。
          身体のアライメント(立ち姿勢など)も綺麗になってきます。

          コーチをしている高校自転車競技部でも、そのことを凄く大切にしています。
          成長期の子供たちのフィッティングは、これでいいというものはありません。あれっ!この前まではいい感じで自転車に乗っていたのに、もうステムを伸ばさなければ…、サドル位置を変えなければ…、ということがよく起っています。

          このことをないがしろにすれば、身体つきに影響してきます。

          それは大人でも同じです。

          綺麗な、スムースな動きは身体のなかの筋肉が上手く連動することで起こります。そのためには最適なフィッティングが必要です。

          自転車は乗る人が自分に合ったフレームを選べる上に、その時々の身体の状態に合わせて細かな調整ができるという素敵な乗り物です。

          それを活用しないでいてはもったいない!長く楽しむために、無理なく速く走るために、フィッティングされた自転車で正しく身体を使うことの大切さを知っていただきたい。そう思っています。
          k-FITTING


          リフィット

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            先日お手伝いした石鎚山ヒルクライムでのこと。あるスタッフさんから相談を受けました。

            「自転車を楽しむためには何が必要ですか」とにいう質問に、
            「ご家族はいらっしゃいますか」と問い返しました。
            「はい」との返事に「家族サービスが大事です!」と答えました。

            あっ!という顔をされて、その意味がわかったみたいです(笑)
            そんな出来事を思いだし、嫁のリフィットをしてきました(笑)

            好奇心だけで乗り始めたロードバイクですが、もう2年経とうとしています。
            スポーツバイク特有の前傾姿勢、変速システム、クリートを使うペダルなど、いままでの通称ママチャリとは別の自転車に初挑戦。
            ロードバイク・スニーカー
            そのことが、スポーツバイク初心者の方を教えるために必要なことを学ばせてくれました。
            自転車を買うためのサイズ選びに始まり、サイクリングジャージ選び、とくにサイクリングパッドは神経質になりました。多くの女性サイクリストにお尻の痛みの悩みがあるからです。 ヘルメット、グローブなど用品類、最初は運動靴で乗り始めたものの、3度目にはクリート付きのレーサーシューズに。

            しまなみ海道などをのんびりとサイクリングしながら、安全に走行するために必要なことを段階を追いながら教えていき、1年経つごろには100キロ近く乗れるようになりました。
            その過程で何度かリフィット。
            ロードバイク・フィッティング
            ステムは2センチ伸びました!
            伸びたことに違和感はなく、逆に楽に身体を使えるようになったそうです。
            自転車に必要な筋肉が付いてきたのでしょう。
            一ヶ月に何回かのサイクリングでも正しく段階を追いながらだとそうなるのだなとあらためて思いました。


            そして、つい先日のリフィットの最中、なんかサドルに違和感(いわゆるお尻の痛み)があると。
            走行フォームを見ながらあることに気づきました。
            どかっとサドルに乗りすぎていました。サドルと接する面に痛みを感じるのは、ペダルに荷重されていないためです。その荷重をペダルに持ってくるには?…と、考えました。常識ならばサドル水平角度を前下がりにするところ、ある考えが浮かび逆の方向にふってみました。
            これがなんともいい感じに!
            サドル形状によっては、ひらめきとアイデアが必要になってきます。

            K-FITTINGを受けて頂いた女性サイクリストのなかには、最長250キロを超えるサイクリングを何回も完走されている方もいらっしゃいます。また実業団レースにも出場されている方も。
            ロードバイク
            スクールを受講いただいている女性サイクリストの方々の足元にも及びませんが、自分なりの自転車のたのしみ方を模索しているようです。

            様々な制限がある自転車のフォーム。そのなかで身体を最大限使いやすい状態にする、それがK-FITTIGの役割だと思っています。


             


            石鎚山ヒルクライム2016を振り返って

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              先週末日曜日に開催された「第6回石鎚山ヒルクライム」無事終了しました。悪天候の中でのレースとなりましたが、ゴール後下山されたみなさん本当にいい顔をされてました。この石鎚山ヒルクライム、出走権700人の枠はわずか数時間で完売(県内枠にいたっては数分で完売)という人気の大会。西日本最高峰の石鎚山スカイラインを2つのパートに分け、その合計タイムで勝敗を争う珍しい形のヒルクライムレースでもあります。そのために、第一区間、第二区間の走り方や、休憩の取り方など、ちょっとしたことで大きくタイムを失う可能性もあるため、出走者はこのレースならではの注意も必要です。

              前日受付日には、協賛メーカーの出展やステージイベント、抽選会も開催され、多くの方にご来場いただきました。そのステージイベントなかで「審判長菊池仁志の自転車お悩み相談室」というトークショーをさせて頂きました。MCには、愛媛女子による、愛媛女子のためのサイクルユニット「ノッてるガールズえひめ」(通称:ノッてガ)のリーダー的存在でもあるフリーアナウンサーの作道泰子さん!サクサクッと司会進行してくれました(笑)

              作道泰子アナ

              南海放送「Let’s サイクリング」の収録では、カメラが回っていないところもしっかり走り切っていらっしゃるという作道アナ。そんな経験も踏まえ、ご自身が スポーツバイクを初めてから現在までに体験された悩みなどをお話いただいたり、ご観覧中のみなさんの声をお聞きしたりしながら、その解決方法をお話させていただきました。また、冒頭に書きましたが、2ヒート制の石鎚山ヒルクライムは「休憩の取り方」にちょっとコツのいるレースです。普段の自転車のお悩みから、このヒルクライムレースに特化した注意事項や対策についてもお話しました。レース後に、このレース対策が役に立ったと言ってくださる方もおられ、とても嬉しく思いました。

              石鎚山ヒルクライム2016

              それにしても、大会数日前に突如として台風が発生し、進路予報から荒れ模様の天候が懸念されるなか、当日まで開催されるのかどうなのか、本当に大丈夫なのか、この雨の中やるのか…いろんな思いでやきもきされた方も多かったと思います。運営サイドも同じ気持ちでした…。レース前日夜のスタッフミーティングでは、大雨になったときの対策も含め安全にレースを運営するために、真剣に話し合いました。そして迎えた当日朝…夜明け前に宿舎を出るときは大雨!それにカミナリの音もかすかに聞こえる天候。。。大丈夫か!この大会に関係している皆さんがそう思ったに違いありません。

              石鎚山ヒルクライム2016

              会場に到着すると、参加する選手の皆さんが続々と集まってきていました。大雨のなかをレースする不安も感じる表情も見てとれましたが、この大会を目標に今日までトレーニングしてきたことを無駄にしたくない熱い思いも感じることができました。

              同級生

              開会式のあと、中学時代の同級生でもある競技委員長とともにレースに対する注意事項を入念にお伝えし、いよいよスタート!600人超の参加者が7つのグループに分かれスタートしていきました!

              石鎚山ヒルクライム2016

              あとは、無事にスタート地点まで戻ってくれることを祈るしかあれません。多くの大会関係者が選手の安全を守ってくれています。刻々と入る無線情報を聞きながら、なんとか無事にという思いは大会関係者皆さんの思いです。

              そしてゴール後の下山開始!優秀な下山スタッフが選手を安全にスタート地点まで誘導してくれます。最初のグループがスタート地点に帰ってきました!そして続々と!そして最後のグループが到着!リザルトにサイン!これでひと安心です!

              石鎚山ヒルクライム2016

              ふと選手の皆さんの様子を伺うと、皆さん笑顔!
              朝から降っていた雨も上がり、表彰式は大盛り上がり!

              石鎚山ヒルクライム2016

              霊峰石鎚山で開催されたヒルクライムレース!過酷な条件だからこそ、それを克服したときの喜びは大きなものだったに違いありません。
              石鎚山ヒルクライム2016


              遠回りも大切な時間

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                皆さん、何かと思うようにいかないときがありませんか。

                自分は、プロ選手時代のときにそんなときがありました。
                デビュー後、1年10か月でS1に昇級。その後、引退するまでS級に在籍することができました。
                19歳でプロ選手になり、引退したときは50歳。かれこれ長い間頑張ってこれたもんです。

                しかし、若いときはいざ知らず、年齢を重ねるごとに今まで経験したことのない「未知の身体」を自分自身で感じ、どうしたらよいのかわからなくなったときがありました。

                今までだったら一晩寝たら元気になっていたのにとか・・・。このトレーニングをしたら調子が良くなるはずなのにとか・・・です。

                自分自身の身体なのに、思うように動かない身体にすごくイライラしたこと、そしてどうしたらよいかわからなくなったときもあります。

                今までの概念というか、積み重なってきたものが役に立たない。そんな経験をしてきました。

                新たなトレーニングを模索しても、そのほとんどが結果を生まない、どうしたらよいのかという閉塞感も経験しました。

                成績が落ちれば収入も減り、最悪引退に追い込まれるなかで、何とかしないと考えた新たなアイデアや組み合わせで考えたトレーニングでしたが、上手くいったのは1割ぐらいだったように思います。

                なんと無駄な時間をと、そのときは考えていました。

                しかし、何年か経ち、ふっとそのときのトレーニングを試してみると!いい感じに身体が反応してくれました。長いスパンで考えたら無駄な時間ではなかったのです。

                色々試したことにより、トレーニング方法や組み合わせなどトレーニング技術の引き出しが多くなっていたのです。それはいまも役に立っています。

                短期的に見ないといけないこと、長期的に見ないといけないこと、その両方の目を持ちながらバランスよく物事を考えなくてはいけない。

                それは、K-FITTINGを施すとき、トレーニングの内容や計画を立てるとき、とても大事にしていることです。
                K-FITTING


                ●Made in JAPAN●

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                  猛暑の夏も朝晩は少し涼しく感じてきました。


                  お願いしていた国産ロードバイクの試乗車が昨日届き、さっそく近場を走ってきました。
                  YONEX CARBONEXHR

                   

                  YONEX CARBONEXHR 漕ぎ出しから五感を集中。
                   フレーム全体の動きを感じます。
                   低速、中速、そして高速の動きはどうか?

                   また低速からのダッシュ、中速からのダッシュ、
                   そして高速での巡航、軽くダンシングしたときの動きや、
                   おもいっきりダンシングしたときはどうか…
                   コーナリングでは、小さなR、大きなRを描き、
                   前後輪の動き方を確認。

                   ハアハアいいながら試乗を終えました(笑)
                   そしてもう一つ、いま乗っているバイクとの乗り比べ。
                   

                  そうこうしているうちにプロ選手時代のことを思いだしていました。

                  競輪はクロモリでできたオーダーフレームで走ります。それぞれの選手の走り方の特徴に合うフレームで走ります。現役30年で作ったフレームは100本を越えます。そのなかには一度もレースに使われず倉庫に眠ったままのフレームも数多くありました。

                   

                  菊池仁志


                  レース時の動きを考察し、それに見合うパイプ、ジオメトリーを考え抜いて作ったフレームも実際に完成車に組み上げて走ると、自分が思っていた動きをしないものが大多数でした。そのなかに素晴らしく走るフレームに出会うと、もうそれは幸せそのものです。 新しいフレームが届くとすぐに組み上げ、それが夜中だろうがすぐに乗って、レースに使っているエースフレームに組み付けている部品の寸法にあわせて、フィッティングしたことを思いだします。

                   

                  そして今回お借りしたこのバイクも、あらゆる角度からそのフレームの性格を探る作業をしました。 人の感覚は、その人それぞれで大きく違います。乗りたいバイクを所有する楽しみ。そのバイクを自分の走りにあわせてチューニングする楽しみ、またそのバイクを自在に扱える楽しみなど多くの楽しみ方があります。

                   

                  そして今回乗ったバイクは、よく考えられ、あらゆるシーンで実力を発揮できるものだと思います。

                  国内生産バイクの実力を垣間見た試乗になりました。

                  YONEX CARBONEXHR

                  YONEX CARBONEXHR


                  変わっていく喜び

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                    梅雨が明けました。これからの季節は、熱中症・紫外線対策は万全に行きましょう!

                    先日、今年3回目のフィッティングになる女性のお客様がお見えになりました。以前のブログにも書かせていただいた方です。
                    膝に障害を持たれ、長く自転車に乗ると痛みがでることもあるけど、それでも長距離サイクリングを目指したいとK-FITTINGの門を叩いてくれました。

                    それが今年2月のこと。ステムは55ミリのものを使われ、自分なりに試行錯誤を繰り返し、この長さになったとか。自転車に長く乗ると膝の痛みがでるために、ケアもかなり気を使われている様子でした。クリート調整からスタート。前後位置、Qファクタ―調整は細心の注意をはらいました。荷重移動が大きくなりすぎると膝に負担がかかるために、見た目コンパクトなフォームになりました、それでもステムは伸びて80ミリに。

                    その後、200キロを超えるサイクリングイベントを何回も完走され、走力も上がってきたのでしょう。最近ハンドルが近く、サドルが低く感じてきましたと、この5月に2回目のフィッティングをお願いされました。ステムは90ミリに。そのときに7月に開催されるトライアスロン大会リレー部門に自転車パートで出場されることを聞きました。かなりハードなコースを攻略するための、前傾姿勢のきつくなるブラケットの持ちかたも伝授するまでに成長していました。

                    この大会も無事に完走。ご本人単独での最長距離となる230キロを走るサイクリングも成功されるまでになりました。

                    そして7月。メールが届きました。ハンドルが高く、サドルが低く感じていますと。お客様の声(VOICE)で、K-FITTINGを受講するまでは半信半疑でした、というコメントを時々いただくのですが(笑)、自分なりにそのいただいたメールに関しては半信半疑でした(笑)。前回のフィッティングから2か月あまり、成長するには時間が短すぎると感じていました。しかし、申し込みがあり、当日ご本人の乗車フォームを見たとき驚きました!体幹は強くなり、骨盤の角度が変わり、より大きな筋肉を使えるような身体に変貌していたからです。そして身体も絞れていました。

                    たった2か月でこの変わりよう。自分の既成概念を覆してくれました。

                    ステムは110ミリに。角度が違うステムを使用しながら伸ばしてきたこともありますが最初と比べると約5センチ伸びました。凄いことです!

                    リフィット   人それぞれ成長するスピードは違います。
                      また、成長のタイミングというのもあります。
                      あっというまに別人になってしまうような時期もあります。
                      ゆっくりと伸びていく時期もあります。
                      成長を焦らず、日々の練習を続けて、
                      少しずつでも変わっていく喜びを感じてみてください。


                     

                    自分も、そのようなみなさんの変化を見られる喜びを感じている今日この頃です。


                    トレイル値

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                      昨年より雨が多い6月も過ぎ、猛暑の7月を迎えました。
                      熱中症に気を付けて過ごしましょう。

                      フィッティングのチラシを作って、身近な人からお知らせしはじめたのが約1年前。その後、WEBサイトを立ちあげたりしながら、K-FITTINGも様々なお客様に利用して頂けるようになってきました。お客様の身体にあわせて、それぞれの自転車を調整し、効率よく自転車を進ませるお手伝いができる喜びを感じている日々です。

                      フレームメーカーによって個性がでる自転車のジオメトリーですが、自分が気にしている数値のなかに「トレイル値」というものがあります。自分が現役時代にも大事にしていた数値です。
                      ハンドリングと自転車の進み方に影響する数値ですが、ロードバイクの場合、ダンシング時の重心位置にも影響します。

                      自分は、実際に自転車にまたがり、漕いでみるとだいたいの数値が予測できます。

                      フィッティングや講習などでよくお話するのですが、自転車はまっすぐ進むものでなく、左右に倒れそうになりながら、重心の移動と細かなハンドル操作で直線的な動きになって進んでいきます。蛇がうねうねと進んでいくような感じです。そのときのハンドルの切れ方を表したものの一つが「トレイル値」になります。イメージしづらい場合は、少しのハンドル操作で自転車が曲がっていくもの、大きくハンドルを操作しないと曲がらないものと考えてもらうとわかりやすいかもしれません。実際に乗ってみるとどうかというと、前者はダンシングしやすく、後者はシッティングでぐいぐい進んでいくイメージです。

                      今日、あるサイクリストから自転車の乗り換えについての相談を受けました。以前、フィッティングを受けて頂いた方です。

                      新たに購入を予定している自転車のジオメトリーを確認していると、あるフレームサイズから、この「トレイル値」が大きく変化していました。フレームが小さくなるほど、このジオメトリーの自由度が少なくなります。近年では、フレームの大きさにあわせてカーボンの積層を変えているメーカーも多くなってきました。つまり、同じメーカーの同じモデルでも、フレームサイズが違うと、自転車の操作性が変わってくるということです。

                      すべてを含めてバランスをとり、乗りやすい自転車を模索しているのだと思います。
                      乗りやすい自転車!それを身体にあわせてフィッティングする作業をK-FITTINGでご提供していきます!


                      回し芸

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                        蒸し暑くなってきました。沖縄はもう梅雨入りしていますね。これからジメジメが本格化。
                        汗ばんだトレーニングウェアがにおい始める季節です(笑)
                        紫外線対策に熱中症対策、におい対策と忙しい季節でもあります(^ω^)

                        なんてことはさておき…
                        現役競輪選手時代に、身体の使い方で大事にしていたことがあります。
                        それができたときの自転車の進み方の特徴として「自転車を誰かに押されているような加速」がありました。無理して漕いでいないのに、自転車がスススッ〜と進んでいく感じです。
                        レース中、まわりの選手が一生懸命ダッシュしているのに、自分の自転車は人より短い時間でトップスピードになっているように感じるのです。身体の動きに余裕があるので、視野が広くなり、レース状況を全体的に見渡せるようになります。少し大げさですが、映画の「マトリックス」で銃弾をスローモーションで避けるシーンを見るように、周りの状況が見えてくるのです。人との時間の過ぎ方が違う、そんなイメージです。

                        デビューしたときにある先輩選手が、ゴール前に他の選手のペダルの動きが見えると言ったことがありました。それを見ながら、避けながら自転車を進ますと狭いところを突き抜けて良い着がとれるというものでした。そんな?またー?と思っていましたが、それができるときがきたのです。年齢がいくとその感覚は消えましたが(笑)ノッてるときはそういうものなんですね。 なぜそんな感覚がでるのか。それをずっと考えていた時期があります。

                        その一つと思われることにペダリングがあります。
                        皿まわしの曲芸をご存じでしょうか。
                        細い長い棒の先に皿を乗せ、棒を上手く扱いながら皿をまわし続けるというものです。
                        力一杯棒を扱えば、皿はすぐにどこかに飛んでいきます。
                        またよく似た動作にフラフープがあります。
                        身体を上手く使いながら腰でフラフープを回しますが、力を加えるのは一か所です。
                        皿回しも同じです。
                        力を二か所で加えると皿もフラフープともに上手くまわりません。
                        力の出し方、タイミングがよければ速度はどんどん上がります。しかしタイミングが合わない場合は不自然な動きになり最終的にはバランスが取れなくなります。

                        ペダリングもまさにそれです。ただし皿やフラフープは横の動きですが、ぺダリングは縦の動きとなり、脚の重さを消す動作が必要になります。それが俗にいう引き脚ですが、その動作は瞬間です。そして、ペダリングで大切なのは、左右を回すということです。皿回しやフラフープと違うのは、この左右のつなぎの動作があるということです。この動作は、骨盤の切り替えしと、体幹の強さ、そして柔軟性が大きく関わっています。

                        いまはぺダリングデータ解析の技術も進み、そのようなことも明らかにされてきています。様々な解析技術が進む中、見落とされがちなのは、この左右の連携というところかもしれません。その連携を生み出すのは、バランスです。右だけ、左だけ、右と左別々に見れば完全なデータが取れたとしても、その2つを組み合わせたた動作を生み出すのは、身体の筋肉の連携です。

                        今の計測技術によるデータ解析は、あくまである一定のポイントでしか取れません。
                        それぞれの機器に特徴があり、一長一短ありますが、最終的には、自分自身の感覚を研ぎ澄ませることが究極なのかもしれません。時間はかかりますが…

                        データ解析はその時間を短くしてくれるかもしれません。でも、今のデータはある程度の指標。計測データ解析の深みにはまってしまったら、あまりそれに囚われすぎないのもいいかもしれません。

                        最善の動作を再現するためのトレーニングは千差万別です。
                        理論と実戦、それを融合するための勉強は一生続きそうです(笑)
                        瀬戸風バンク


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