エンジョイライフサイクリング

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    30年間にわたるプロ生活の終盤に感じたことと、ここ最近の近況を書いてみたいと思います。

    競輪学校を卒業しプロデビューが決まりましたが、競輪選手としてデビューして自分はちゃんと食べて行けるのだろうかととても不安に思っていました。しかしプロデビューすると自分のそんな不安とは裏腹に順調に成績を上げ、旧制度では早いと言われる1年10か月という期間でS1(当時4000名ほどのうちS1は130名)に昇級しました。それでも自分よりはるかに上の資質を持つ選手たちと対等に勝負するには、いまある身体の力を自転車に伝える効率を上げること、そして基礎的な体力を上げ続ける努力が必要でした。

    30代前半でスランプを経験したり、40代では加齢というものを感じ始めたり、年齢を重ねるごとに自分の身体の変化を感じるこの「加齢」という未知の領域へ踏み込むにつれ「自分の身体なのによくわからない」ということが多くなってきました。

    まず衰えを感じたのは目です!瞬時に多くのものを認識できていたのが、見られるものの数が少なくなり、レース中の視野が狭くなってきたなと感じたのがはじまりです。

    そして皆さんが一番気になるであろう「筋力」ですが、年々少しずつの衰えはあるものの、あきらかにということはありませんでした。しかし瞬時に身体を連動させてハイパワーをだす「神経系」の動きが鈍くなってきました。

    そうした中で最も衰えたのが回復力です。

    レース中の落車の怪我の回復。きついトレーニングからの回復。それらの時間が何倍にも長くなったように感じるようになりました。

    競輪はオフシーズンがありません。トレーニングのしんどさも精神的なきつさも次のレースとの間でうまく解消していなしていかなければなりません。このきついトレーニングは成績を出すためなのに、これが成績とリンクしなくなるのはとても苦痛でした。引退前の数年はこの状態に苦しみましたが、目標としていた50歳までS級という思いを達成できたため、その年に引退を決意しました。引退レースのあとは「これで楽になる」という気持ちからか笑顔でプロ生活を終えることができました。

    引退後は自転車に乗ることもなく日々を過ごしていましたが、仕事など日常の生活に慣れたころから身体の不調も感じ、健康な身体でいることを目指して再度自転車に乗り始めました。

    楽しみながら乗れる自転車は最高です!

    今は自分のペースで自転車を進ませ、美味しいものを食べたり、景色を眺めたり、たまに仲間と速さを競ったり、その日の体調と相談しながら様々な楽しみ方ができます。

    みすぼらしいオジサンにならないよう少しでも自転車に乗って身体を引き締めようと思っています(笑)

    どうぞ皆さんお付き合いください。


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      • 2018.08.24 Friday
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