競輪最前線

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    松山瀬戸風バンクに行ってきました。
     
    元の職場である愛媛競輪選手会道場で競輪選手たちの練習を見学するためです。
     
    競輪選手は全国に2500名あまり、愛媛には50名ほどの選手が所属しています。
     
    ルール改正や怪物といわれる選手の登場などでレースの様相が大きく変化してきますが、去年12月31日を初日とするレースから競輪界始まって以来の大きな変革が行われました。
     
    これまでのギヤ倍数の上限4.58倍が4.00倍未満に規制されたのです。
     
    近年大きなギヤをハイケイデンスで回す選手たちが登場!レースが高速化して公正安全なレースに影響がでると判断されたからです。
     
    ロードレーサで考えてみると53×11上限が53×13上限になった感じです。
     
    そのことにより、レースの様相も大きく変化し、それに対応するためにサドル、ハンドル、ペダルの位置関係を最善にするためのレーサーセッティングなど、今までとは違うフィッティング技術が必要となってきました。
     
    考えただけでも大変です。今まで蓄積されたノウハウとは違うアイデアが必要になるからです。
     
    そして、ある競輪選手が自分のレーサーを「神セッティングがでました!」と持ってきてくれました。
     
    近況の成績が素晴らしく年齢を感じさせない戦い方をしている選手です。
     
    跨らせてもらいました。ペダルに少し力を加えただけでスーと自転車が進んでくれます。
     
    成績の出ている強い選手の自転車に共通する現象です。
     
    自転車のジオメトリーやパイプが違ってもこの現象はあります。不思議です。
     
    選手たちがレース中にレーサーを整備したり、レースのウォーミングアップをするゾーンで身長や体重の違う選手たちがお互いの自転車を乗り比べている光景を見ることができます。
     
    進むか進まないか。新しいセッティングのアイデアがないかを探っているのです。
     
    その時代のレースに対応するための努力!プロの選手は凄いです。
     
    近年スポーツバイクでもあらゆる種類、素材の自転車が登場しています。それぞれの素材やジオメトリーで乗り味も大きく変わり、様々な自転車ライフを演出してくれます。
     
    自分も「神フィッティング」を目指して勉強していきたいと思っています。


     

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