正解のないトレーニング方法

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    中学生時代から始めたサイクリングから考えると、もう40年以上スポーツバイクに乗っています。
    その中の、プロ選手として過ごした30年も含むと、大きな怪我や病気等、様々な経験をしてきました。
    「競技としての自転車」と「仕事としての自転車」は大きく違い、後者のほうは、自分の身体に起こり得る様々なこと(年齢や体調)についても言い訳ができないしんどさがあります。報酬を頂いているので当たり前ではありますが。
    画一的なトレーニングを繰り返しても、それが身体の反応として出てこないことは多々あります。安定して成績を出すためにはどうするかということには、経験や知識が必要不可欠です。

    競輪選手は半年ごとに、競輪界で活躍している全選手の順位がつき、それをもとにシード権などが確定します。
    だいたい半年で40レースから50レースをこなし、レースごとにかけられているレートポイントの合計から1レースあたりの平均ポイントが割り出されます。気が抜けません。

    そうしたなかで、成績が横ばい、もしくは下降線に入ったとき、トレーニング方法について検討しなければというときがあります。
    それが上手くいくこともあれば、上手くいかないこともあり、なんて無駄なことをしたのかと思い悩むことも多くありました。

    あるとき先輩選手からそのことについてスッと心に触れる言葉をかけてもらいました。
    「チャレンジすることに失敗はない、それをどう活かすかで成功にかわる」というものでした。
    年齢を重ねるごとにその言葉の意味がわかるようになりました。
    ただトレーニング方法については引退するまで思い悩みましたが(笑)

    そして引退後の指導者研修。
    プロだったのにそんなもの受ける必要があるのか…。
    けど、それは違いました。
    指導者として、ジュニアを含めたアスリート・プレイヤーたちとどのように向き合うか、といった基本的なこと。体系立てて習うこことで、いままで自分が思い悩み、様々なチャレンジから得たトレーニング内容が間違いではなかったと気づけたこと。
    そして現役時代、心拍計を使用したトレーニング、乳酸測定装置を利用したトレーニングとその数値、実践の結果から見出したものは、近年のトレーニング理論にも応用されているものでした。

    現在では主流となっているパワー計を使用したトレーニングも、現役時代に見出したもので説明がつきます。
    トレーニングは単純な足し算ではなく、色々なものが複雑にからみあっているものです。
    指導者となった今、感情を入れず、冷静な判断でトレーニングを積み重ねていきたいと思っています。
    菊池仁志


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      • 2018.11.08 Thursday
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      • 15:34
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