リフィット

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    先日お手伝いした石鎚山ヒルクライムでのこと。あるスタッフさんから相談を受けました。

    「自転車を楽しむためには何が必要ですか」とにいう質問に、
    「ご家族はいらっしゃいますか」と問い返しました。
    「はい」との返事に「家族サービスが大事です!」と答えました。

    あっ!という顔をされて、その意味がわかったみたいです(笑)
    そんな出来事を思いだし、嫁のリフィットをしてきました(笑)

    好奇心だけで乗り始めたロードバイクですが、もう2年経とうとしています。
    スポーツバイク特有の前傾姿勢、変速システム、クリートを使うペダルなど、いままでの通称ママチャリとは別の自転車に初挑戦。
    ロードバイク・スニーカー
    そのことが、スポーツバイク初心者の方を教えるために必要なことを学ばせてくれました。
    自転車を買うためのサイズ選びに始まり、サイクリングジャージ選び、とくにサイクリングパッドは神経質になりました。多くの女性サイクリストにお尻の痛みの悩みがあるからです。 ヘルメット、グローブなど用品類、最初は運動靴で乗り始めたものの、3度目にはクリート付きのレーサーシューズに。

    しまなみ海道などをのんびりとサイクリングしながら、安全に走行するために必要なことを段階を追いながら教えていき、1年経つごろには100キロ近く乗れるようになりました。
    その過程で何度かリフィット。
    ロードバイク・フィッティング
    ステムは2センチ伸びました!
    伸びたことに違和感はなく、逆に楽に身体を使えるようになったそうです。
    自転車に必要な筋肉が付いてきたのでしょう。
    一ヶ月に何回かのサイクリングでも正しく段階を追いながらだとそうなるのだなとあらためて思いました。


    そして、つい先日のリフィットの最中、なんかサドルに違和感(いわゆるお尻の痛み)があると。
    走行フォームを見ながらあることに気づきました。
    どかっとサドルに乗りすぎていました。サドルと接する面に痛みを感じるのは、ペダルに荷重されていないためです。その荷重をペダルに持ってくるには?…と、考えました。常識ならばサドル水平角度を前下がりにするところ、ある考えが浮かび逆の方向にふってみました。
    これがなんともいい感じに!
    サドル形状によっては、ひらめきとアイデアが必要になってきます。

    K-FITTINGを受けて頂いた女性サイクリストのなかには、最長250キロを超えるサイクリングを何回も完走されている方もいらっしゃいます。また実業団レースにも出場されている方も。
    ロードバイク
    スクールを受講いただいている女性サイクリストの方々の足元にも及びませんが、自分なりの自転車のたのしみ方を模索しているようです。

    様々な制限がある自転車のフォーム。そのなかで身体を最大限使いやすい状態にする、それがK-FITTIGの役割だと思っています。


     


    石鎚山ヒルクライム2016を振り返って

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      先週末日曜日に開催された「第6回石鎚山ヒルクライム」無事終了しました。悪天候の中でのレースとなりましたが、ゴール後下山されたみなさん本当にいい顔をされてました。この石鎚山ヒルクライム、出走権700人の枠はわずか数時間で完売(県内枠にいたっては数分で完売)という人気の大会。西日本最高峰の石鎚山スカイラインを2つのパートに分け、その合計タイムで勝敗を争う珍しい形のヒルクライムレースでもあります。そのために、第一区間、第二区間の走り方や、休憩の取り方など、ちょっとしたことで大きくタイムを失う可能性もあるため、出走者はこのレースならではの注意も必要です。

      前日受付日には、協賛メーカーの出展やステージイベント、抽選会も開催され、多くの方にご来場いただきました。そのステージイベントなかで「審判長菊池仁志の自転車お悩み相談室」というトークショーをさせて頂きました。MCには、愛媛女子による、愛媛女子のためのサイクルユニット「ノッてるガールズえひめ」(通称:ノッてガ)のリーダー的存在でもあるフリーアナウンサーの作道泰子さん!サクサクッと司会進行してくれました(笑)

      作道泰子アナ

      南海放送「Let’s サイクリング」の収録では、カメラが回っていないところもしっかり走り切っていらっしゃるという作道アナ。そんな経験も踏まえ、ご自身が スポーツバイクを初めてから現在までに体験された悩みなどをお話いただいたり、ご観覧中のみなさんの声をお聞きしたりしながら、その解決方法をお話させていただきました。また、冒頭に書きましたが、2ヒート制の石鎚山ヒルクライムは「休憩の取り方」にちょっとコツのいるレースです。普段の自転車のお悩みから、このヒルクライムレースに特化した注意事項や対策についてもお話しました。レース後に、このレース対策が役に立ったと言ってくださる方もおられ、とても嬉しく思いました。

      石鎚山ヒルクライム2016

      それにしても、大会数日前に突如として台風が発生し、進路予報から荒れ模様の天候が懸念されるなか、当日まで開催されるのかどうなのか、本当に大丈夫なのか、この雨の中やるのか…いろんな思いでやきもきされた方も多かったと思います。運営サイドも同じ気持ちでした…。レース前日夜のスタッフミーティングでは、大雨になったときの対策も含め安全にレースを運営するために、真剣に話し合いました。そして迎えた当日朝…夜明け前に宿舎を出るときは大雨!それにカミナリの音もかすかに聞こえる天候。。。大丈夫か!この大会に関係している皆さんがそう思ったに違いありません。

      石鎚山ヒルクライム2016

      会場に到着すると、参加する選手の皆さんが続々と集まってきていました。大雨のなかをレースする不安も感じる表情も見てとれましたが、この大会を目標に今日までトレーニングしてきたことを無駄にしたくない熱い思いも感じることができました。

      同級生

      開会式のあと、中学時代の同級生でもある競技委員長とともにレースに対する注意事項を入念にお伝えし、いよいよスタート!600人超の参加者が7つのグループに分かれスタートしていきました!

      石鎚山ヒルクライム2016

      あとは、無事にスタート地点まで戻ってくれることを祈るしかあれません。多くの大会関係者が選手の安全を守ってくれています。刻々と入る無線情報を聞きながら、なんとか無事にという思いは大会関係者皆さんの思いです。

      そしてゴール後の下山開始!優秀な下山スタッフが選手を安全にスタート地点まで誘導してくれます。最初のグループがスタート地点に帰ってきました!そして続々と!そして最後のグループが到着!リザルトにサイン!これでひと安心です!

      石鎚山ヒルクライム2016

      ふと選手の皆さんの様子を伺うと、皆さん笑顔!
      朝から降っていた雨も上がり、表彰式は大盛り上がり!

      石鎚山ヒルクライム2016

      霊峰石鎚山で開催されたヒルクライムレース!過酷な条件だからこそ、それを克服したときの喜びは大きなものだったに違いありません。
      石鎚山ヒルクライム2016


      遠回りも大切な時間

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        皆さん、何かと思うようにいかないときがありませんか。

        自分は、プロ選手時代のときにそんなときがありました。
        デビュー後、1年10か月でS1に昇級。その後、引退するまでS級に在籍することができました。
        19歳でプロ選手になり、引退したときは50歳。かれこれ長い間頑張ってこれたもんです。

        しかし、若いときはいざ知らず、年齢を重ねるごとに今まで経験したことのない「未知の身体」を自分自身で感じ、どうしたらよいのかわからなくなったときがありました。

        今までだったら一晩寝たら元気になっていたのにとか・・・。このトレーニングをしたら調子が良くなるはずなのにとか・・・です。

        自分自身の身体なのに、思うように動かない身体にすごくイライラしたこと、そしてどうしたらよいかわからなくなったときもあります。

        今までの概念というか、積み重なってきたものが役に立たない。そんな経験をしてきました。

        新たなトレーニングを模索しても、そのほとんどが結果を生まない、どうしたらよいのかという閉塞感も経験しました。

        成績が落ちれば収入も減り、最悪引退に追い込まれるなかで、何とかしないと考えた新たなアイデアや組み合わせで考えたトレーニングでしたが、上手くいったのは1割ぐらいだったように思います。

        なんと無駄な時間をと、そのときは考えていました。

        しかし、何年か経ち、ふっとそのときのトレーニングを試してみると!いい感じに身体が反応してくれました。長いスパンで考えたら無駄な時間ではなかったのです。

        色々試したことにより、トレーニング方法や組み合わせなどトレーニング技術の引き出しが多くなっていたのです。それはいまも役に立っています。

        短期的に見ないといけないこと、長期的に見ないといけないこと、その両方の目を持ちながらバランスよく物事を考えなくてはいけない。

        それは、K-FITTINGを施すとき、トレーニングの内容や計画を立てるとき、とても大事にしていることです。
        K-FITTING


        ●Made in JAPAN●

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          猛暑の夏も朝晩は少し涼しく感じてきました。


          お願いしていた国産ロードバイクの試乗車が昨日届き、さっそく近場を走ってきました。
          YONEX CARBONEXHR

           

          YONEX CARBONEXHR 漕ぎ出しから五感を集中。
           フレーム全体の動きを感じます。
           低速、中速、そして高速の動きはどうか?

           また低速からのダッシュ、中速からのダッシュ、
           そして高速での巡航、軽くダンシングしたときの動きや、
           おもいっきりダンシングしたときはどうか…
           コーナリングでは、小さなR、大きなRを描き、
           前後輪の動き方を確認。

           ハアハアいいながら試乗を終えました(笑)
           そしてもう一つ、いま乗っているバイクとの乗り比べ。
           

          そうこうしているうちにプロ選手時代のことを思いだしていました。

          競輪はクロモリでできたオーダーフレームで走ります。それぞれの選手の走り方の特徴に合うフレームで走ります。現役30年で作ったフレームは100本を越えます。そのなかには一度もレースに使われず倉庫に眠ったままのフレームも数多くありました。

           

          菊池仁志


          レース時の動きを考察し、それに見合うパイプ、ジオメトリーを考え抜いて作ったフレームも実際に完成車に組み上げて走ると、自分が思っていた動きをしないものが大多数でした。そのなかに素晴らしく走るフレームに出会うと、もうそれは幸せそのものです。 新しいフレームが届くとすぐに組み上げ、それが夜中だろうがすぐに乗って、レースに使っているエースフレームに組み付けている部品の寸法にあわせて、フィッティングしたことを思いだします。

           

          そして今回お借りしたこのバイクも、あらゆる角度からそのフレームの性格を探る作業をしました。 人の感覚は、その人それぞれで大きく違います。乗りたいバイクを所有する楽しみ。そのバイクを自分の走りにあわせてチューニングする楽しみ、またそのバイクを自在に扱える楽しみなど多くの楽しみ方があります。

           

          そして今回乗ったバイクは、よく考えられ、あらゆるシーンで実力を発揮できるものだと思います。

          国内生産バイクの実力を垣間見た試乗になりました。

          YONEX CARBONEXHR

          YONEX CARBONEXHR


          美しく咲いたね!君の笑顔と努力の華!

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            「美しく咲け 君の笑顔と 努力の華」これは平成28年度全国高等学校総合体育大会−2016情熱疾走 中国総体のキャッチフレーズです。鳥取、広島で開催されたインターハイでコーチを務める松山城南高等学校自転車競技部の帯同を終え、一週間ぶりに松山に帰ってきました。

             

            トラックレースは鳥取倉吉にある自転車競技場で、ロードレースは広島森林公園外周コースを使い開催されました。

             

            レース前々日に鳥取の宿舎に着いたのが夕方5時、バンクの特徴を早く見たくて、夕食を食べ終えた後にスタッフで倉吉の競技場に視察に向いました。宿舎からは20キロほどの距離にあり、山の上にあると聞いていました。 日も暮れた山道を上がっていくとそこに立派な33バンクの競技場が。

             

            外は暗くなり、そこに大きな懐中電灯を持った警備員が現れ職務質問?されました。機材が搬入されているために警備が厳しくなっていたみたいです。怪しまれたかな(笑)事情を話し懐中電灯を借り、まっ暗な競技場を金網越しに照らし、バンクの特徴を観察しました。

             

            プロ選手のころもよくやっていましたが、初めての競輪場では走路内側を歩き、その競技場特有の癖を見抜いていました。

            倉吉の競技場は33バンク、それもコーナーのカントが浅く、Rが大きく、先行有利のバンクです。

            宿舎に帰り選手たちとミーテング。競技場の特徴を伝え、明日の試走では風の向きを気にして走るように伝えました。

            そしてレース当日。トラックレースは3日間に渡り行われ、選手によって出走日時が変わってきます。その上、移動日1日をはさみ、ロード競技のことも考えながら調整しなければなりません。わりと大変です。 宿舎から競技場までの道路や、近くの緩い勾配の道路を探し、1分間走なども含め、それぞれの選手がよいパフォーマンスをだせるように調整しました。

             

            競技成績のほうは、決勝種目に二つ勝ち上がりましたが…、上級生たちの気迫の走りに及びませんでした。気持ちの面でまだ弱い部分があったのは確かです。

             

            そして移動日を挟み、ロード競技(100キロ)当日。 この種目では3名が出走。一年生ながら優勝が狙えるチーム編成です。

            当日はレース4時間前に起床。レース会場にはスタート2時間前に到着。レース本番を迎えます。

             

            レースは数名が逃げるものの、ナショナルチームを含む実力のある選手はお互いにけん制をしながら、逃げを追うメイン集団に。今回のレースは先頭がゴール線を通過後約5分で後続の選手はレースから除外になります。レース終盤、スタート時には144名いた選手も約60名に。そして最終周回。逃げ選手から約1分でメイン集団が通過。逃げ切れるのか追いつくのか。そして最終ホームストレッチ前の上り坂を1人の選手が勢いよく上がってきました。そしてもう1人。その後ろに大集団。このなかに松山城南の生徒も含まれています。大集団もスプリント開始。その中から勢いよく伸びてくる松山城南の選手がいます。2位か3位か微妙な感じですがスピードに乗り前をとらえそうな勢い。そしてとらえきれず3位。

             

            3位表彰台は立派な成績ですが、少し残念。

            表彰式では個人表彰に続き、学校単位での表彰も。これも3位でした。

            創部1年目、本格的なトレーニングを始めて4か月でよくここまで頑張れたと思います。

            最後に親御さん、スタッフ、選手も含めて最後のミーティング。

            数日の休養後は、また厳しいトレーニングが待っています。

            心技体を鍛え、日本一になるためのトレーニングを続けていきたいと思います。

            松山城南高等学校自転車競技部松山城南高等学校自転車競技部松山城南高等学校自転車競技部


            舞台裏の大きな存在

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              今年新設された松山城南高校自転車競技部4名の一年生が中国総体(インターハイ)に向けて出発します。自分もこのチームに同行、自転車競技の甲子園をこの目で見てきます。

               

              インターハイは次男坊の高校時代に一度だけ見にいきましたが(それもボクシングです。。)、そのときは外からの応援だけ、今回はコーチとしての目線でこの大会を見られるという楽しみもあります。

               

              プロ選手だったころは、インターハイの勝ち上がり方法や選抜方法にはまったく興味がなく、全国大会に出ることができて当たり前…なんて、考えを持っていました。横着ですよね(笑)。。

               

              ところが高校の指導にかかわってからは、インターハイにでることがどれだけ大変なことか、思い知らされている毎日です。標準タイムも年々厳しくなり、松山城南高校自転車競技部もチームスプリントではあと0,2秒で標準タイムを突破できませんでした。タイムを切っていればこの種目でも出られたのに…残念です。1200メートル走りたった0,2秒!4月からチーム連係などの練習を始めたチームとしては上出来のタイムでしたが、とても悔しい思いをしました。

               

              そんなこともありながら、4名全員が個人種目で四国予選をクリアし、インターハイ出場を決めてくれました。ロードにいたっては表彰台を独占してのインターハイ出場。

               

              この部の指導にかかわってからは、トレーニングの指標となるワットの出方やぺダリング、そしてそのデータ解析、また問題点の解決方法など、常に頭をフル回転で勉強してきました。

               

              プロ生活でも感じていたことですが、人間の身体は教科書通りな動きができることが稀で、その時々の体調や感情の上げ下げで大きく変わってきます。そこには、新しいアイデアの様々な練習方法があり、それらを組み合わせながら、体調も感情も調整していかなければならない。そして、レース直前になれば身体の疲れをとりながら、そのときの力をレースで出し切るための調整もしなければならない。←これが難しい!

               

              現役時代に何度も失敗し、その都度修正して次にレースにということ繰り返しました。 そこで感じたことは「ほどほどがいい加減」という言葉です。

               

              目の前の目標に向い、モチベーションも高くなれば、おのずとなんにでもやりすぎるということがでてきます。もっとよくなるかもしれないと練習を追い込んだり、セッティングを変更したり、部品を交換したりなど・・・・。自分の場合、いい結果のときが少なかったです。

               

              なぜそうなってしまうか。それは怖さ、恐れなどからくる感情の乱れです。

              ただし、そういったことも客観的な視線を持つ、第三者の存在が方向性を修正してくれることもあります。それは親御さんであったり、パートナーであったり、先生であったり、友人であったりするかもしれません。

               

              そういった身近にいる方の存在や意見が、自分自身の能力や可能性を引き出してくれるきっかけを与えてくれたり、心の支えになってくれたりすることもあります。陰ながら力になってくれている方々の存在は大きいです。生徒たちの晴れ舞台はこういった陰ながらの多くの力に支えられています。

               

              ここまで来られたことも、そういった皆様のおかげでもあります。

              明日からのインターハイ、自転車競技部のみんなで、精一杯頑張ってきます。

              応援をよろしくお願いいたします。

              松山城南高等学校自転車競技部


              変わっていく喜び

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                梅雨が明けました。これからの季節は、熱中症・紫外線対策は万全に行きましょう!

                先日、今年3回目のフィッティングになる女性のお客様がお見えになりました。以前のブログにも書かせていただいた方です。
                膝に障害を持たれ、長く自転車に乗ると痛みがでることもあるけど、それでも長距離サイクリングを目指したいとK-FITTINGの門を叩いてくれました。

                それが今年2月のこと。ステムは55ミリのものを使われ、自分なりに試行錯誤を繰り返し、この長さになったとか。自転車に長く乗ると膝の痛みがでるために、ケアもかなり気を使われている様子でした。クリート調整からスタート。前後位置、Qファクタ―調整は細心の注意をはらいました。荷重移動が大きくなりすぎると膝に負担がかかるために、見た目コンパクトなフォームになりました、それでもステムは伸びて80ミリに。

                その後、200キロを超えるサイクリングイベントを何回も完走され、走力も上がってきたのでしょう。最近ハンドルが近く、サドルが低く感じてきましたと、この5月に2回目のフィッティングをお願いされました。ステムは90ミリに。そのときに7月に開催されるトライアスロン大会リレー部門に自転車パートで出場されることを聞きました。かなりハードなコースを攻略するための、前傾姿勢のきつくなるブラケットの持ちかたも伝授するまでに成長していました。

                この大会も無事に完走。ご本人単独での最長距離となる230キロを走るサイクリングも成功されるまでになりました。

                そして7月。メールが届きました。ハンドルが高く、サドルが低く感じていますと。お客様の声(VOICE)で、K-FITTINGを受講するまでは半信半疑でした、というコメントを時々いただくのですが(笑)、自分なりにそのいただいたメールに関しては半信半疑でした(笑)。前回のフィッティングから2か月あまり、成長するには時間が短すぎると感じていました。しかし、申し込みがあり、当日ご本人の乗車フォームを見たとき驚きました!体幹は強くなり、骨盤の角度が変わり、より大きな筋肉を使えるような身体に変貌していたからです。そして身体も絞れていました。

                たった2か月でこの変わりよう。自分の既成概念を覆してくれました。

                ステムは110ミリに。角度が違うステムを使用しながら伸ばしてきたこともありますが最初と比べると約5センチ伸びました。凄いことです!

                リフィット   人それぞれ成長するスピードは違います。
                  また、成長のタイミングというのもあります。
                  あっというまに別人になってしまうような時期もあります。
                  ゆっくりと伸びていく時期もあります。
                  成長を焦らず、日々の練習を続けて、
                  少しずつでも変わっていく喜びを感じてみてください。


                 

                自分も、そのようなみなさんの変化を見られる喜びを感じている今日この頃です。


                トレイル値

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                  昨年より雨が多い6月も過ぎ、猛暑の7月を迎えました。
                  熱中症に気を付けて過ごしましょう。

                  フィッティングのチラシを作って、身近な人からお知らせしはじめたのが約1年前。その後、WEBサイトを立ちあげたりしながら、K-FITTINGも様々なお客様に利用して頂けるようになってきました。お客様の身体にあわせて、それぞれの自転車を調整し、効率よく自転車を進ませるお手伝いができる喜びを感じている日々です。

                  フレームメーカーによって個性がでる自転車のジオメトリーですが、自分が気にしている数値のなかに「トレイル値」というものがあります。自分が現役時代にも大事にしていた数値です。
                  ハンドリングと自転車の進み方に影響する数値ですが、ロードバイクの場合、ダンシング時の重心位置にも影響します。

                  自分は、実際に自転車にまたがり、漕いでみるとだいたいの数値が予測できます。

                  フィッティングや講習などでよくお話するのですが、自転車はまっすぐ進むものでなく、左右に倒れそうになりながら、重心の移動と細かなハンドル操作で直線的な動きになって進んでいきます。蛇がうねうねと進んでいくような感じです。そのときのハンドルの切れ方を表したものの一つが「トレイル値」になります。イメージしづらい場合は、少しのハンドル操作で自転車が曲がっていくもの、大きくハンドルを操作しないと曲がらないものと考えてもらうとわかりやすいかもしれません。実際に乗ってみるとどうかというと、前者はダンシングしやすく、後者はシッティングでぐいぐい進んでいくイメージです。

                  今日、あるサイクリストから自転車の乗り換えについての相談を受けました。以前、フィッティングを受けて頂いた方です。

                  新たに購入を予定している自転車のジオメトリーを確認していると、あるフレームサイズから、この「トレイル値」が大きく変化していました。フレームが小さくなるほど、このジオメトリーの自由度が少なくなります。近年では、フレームの大きさにあわせてカーボンの積層を変えているメーカーも多くなってきました。つまり、同じメーカーの同じモデルでも、フレームサイズが違うと、自転車の操作性が変わってくるということです。

                  すべてを含めてバランスをとり、乗りやすい自転車を模索しているのだと思います。
                  乗りやすい自転車!それを身体にあわせてフィッティングする作業をK-FITTINGでご提供していきます!


                  成長をかみしめる

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                    愛媛県 松山城南高等学校 自転車競技部
                    インターハイ四国予選(ロード・トラック)が終わりました。

                    ロードでは1,2,3フィニッシュ!で表彰台を独占!
                    トラックでも、ポイント、4キロ速度競争で優勝!スクラッチ準優勝、スプリント3位、学校総合で準優勝の好成績で創部1年目の自転車競技部1年生4名全員がインターハイ出場を決めてくれました!

                    トラック予選では、レース前の周回練習で、タイムテーブル通りのラップを刻み、このレースにあわせてのトレーニングが間違いなかったことに一安心しました。

                    自分が組んだ毎日のトレーニングメニューは、狙いのレースで最高の調子に仕上げるためのもので、その過程ではそれほど調子の出なかったレースもありました。焦らず成長を待つことがこれほど大変だとは思いもよりませんでした。思うような動きにならないときもあり、常に自問自答の日々です。それは自分が現役選手のときに感じたこととまったく同じ気持ちです。しかし、狙い通りのレースに仕上がった選手を見ると、本当にうれしく感じました。

                    レースの運び方も、他校の身体の大きな2.3年生に臆することなく積極的なレースを展開してくれ「強いものに立ち向かう」という姿勢を見せてくれました。心も日々成長している姿に頼もしく感じました。

                    普段のトレーニングを見守ってくれた指導陣の先生方、親御さん、チーム一丸となって頑張ってきた結果だと思っています。

                    毎日の単調な基本のトレーニングを繰り返し、レース終盤で力を出すために必要なペダリング、フォーム、そのために必要な集中力を鍛えてきたのは選手たち本人です。そのあとの「ひと押し」ができたことに、コーチとしての喜びを感じる事のできたレースになりました。結果もさることながら、本当に、選手たちの成長と意気込みを感じられる、いいレースをしてくれました。

                    レースの様子を振り返ると、目頭が少し、熱くなります。
                    この思いはまだまだ続くのでしょうね(笑)

                    愛媛県 松山城南高等学校 自転車競技部


                    高校の自転車競技部

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                      高校自転車競技部のコーチを任されてから3か月あまりが経ちました。
                      プロ選手生活のなかで勉強したことや、公認コーチ講習で勉強したこと、実業団チーム監督時代に感じたことなどを練習に活かすことができたり、その中にも新たな発見があったりと、様々な経験をさせてもらっています。自分自身も、生徒たちとともに、成長していると感じます。

                      先日の四国高等学校自転車競技選手権大会(平成28 年度全国高等学校総合体育大会代表選手選考会)では、表彰台を独占し、ロードではインターハイに出場することが決まりました。日々の練習を見守ってくれている先生と親御さんたち、そして学校の後押しがあるからこそできたことです。

                      そんな彼らも、入部当時は挨拶の声も小さく、おどおどしながら練習していて、大丈夫か…?と、心配しましたが、最近では練習で上手くいかないことなどがあれば、生徒同士で話し合いをして解決するなど、自分たちで考えるということができるようになり、精神面でも強くなってきてくれているように感じます。

                      それでもやはり、まだまだ子供の面影がある高校1年生の選手たち。常に、表情を読み取りながら指導しています。幸い軽傷ですみましたが、隊列の乱れから接触して落車することもありました。プロの感覚からすれば、なんでそんなことになるんだ!と、思うようなことは多々あります。

                      集中力の欠如が大きな事故につながる自転車競技は、気持ちの安定が自転車の動きそのものに影響します。

                      きつい練習メニューをこなすことも大事ですが、日々の生活のなかに、レースの最終局面、だれも助けてくれない、自分だけで解決しなければならない場面での判断力につながる、気持ちの強さと、自分で考える力を養っていくことはとても大事なことです。

                      面倒臭いこと、やりたくないことを後回しにしたいのは自分も同じです。しかし、そういうことを繰り返せば、本当の自分の弱さとは向き合えません。わからないことは調べてみる、自分ができないことができる人をよーく観察してみることなどを繰り返すうちに、できないことができるようになったり、めんどくさいことを投げ出さないなど、難しい局面に対峙する心構えができてくるようになるのではなかと考えています。

                      「インターハイに出たいか?」その言葉に、真剣な眼差しで「出たいです!」と答えた子供たちの表情に「こんな時代もあったな」と思い出す自分がいました。

                      青春だなー!

                      高校一年生、汗と涙の暑い夏が、始まっています。
                      松山城南高等学校自転車競技部:瀬戸風バンク
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